プログラミングスクール講師の斉藤です。
よく求人票に「未経験可」というのがありますが、誰でも良いというわけではありません。
未経験可としつつも、多少なりともスキルのある人に応募して来てほしいというのが企業のホンネです。
ここでは全くのプログラミング未経験からITエンジニアに転職する方法について解説します。
目次
20代であれば、未経験可の求人に応募してみる
IT業界は人手不足のため、若い方であれば、未経験でも採用される可能性はあります。
希望する地域で未経験可の求人が豊富にあるのであれば、まずは応募してみてはいかがでしょうか。
プログラミングスキルは入社してから身に付けても間に合います。
また、応募前には独学で構わないので、情報処理に関する知識は身に付けておいた方が無難ですね。
20代なら情報処理の資格もアピールになる
まだ社会人経験の少ない20代であれば、情報処理の資格取得にもトライしてみてください。
資格が直接的に業務に活かせる場面は少ないですが、転職活動という点ではプラスに働きます。
これらの資格を持っていれば、資格手当を出してくれる会社もありますので、取得して得することはあっても、損することはありません。
年に2回(4月、10月)しか受けられませんので、ある程度計画的に行動する必要があります。
未経験の30代は転職できないのか?
ITエンジニアの転職市場は20代が有利なのは確かです。
なので、未経験の30代にチャンスは無いのかというと、そんなことはありません。
実際、転職目的でプログラミングスクールを受講する30代の方も多くいます。
30代で転職するなら業務経験の強みを活かす
あなたがもし30代で、真っ当な社会人生活を送ってきたのであれば、働いていた業界については詳しいはずです。
たとえプログラミングに関しては未経験であっても、今までの業務知識を活用できる現場であれば、十分活躍できるでしょう。
例をあげるなら以下のような感じです。
・保険会社の実務経験あり→保険に関するシステム開発の現場に入る
・金融業界の実務経験あり→金融システムのシステム開発の現場に入る
未経験可の求人に受からないのであればプログラミングスクールを活用する
もし未経験可の求人に受からないようであれば、プログラミングスクールの利用をおすすめします。
社会人向けのプログラミングスクールであれば、受講生に転職先を斡旋するサービスを無料で受けることができます。
プログラミングスクールを受講した方は、プログラミングの実務は未経験でも、初心者以上のスキルは身に付けています。
何もしていない人よりは遥かに転職しやすいでしょう。
プログラミングスクールのメリット1:ポートフォリオの作成をサポート
求人に応募する際に、企業によってはポートフォリオを要求されることがあります。

プログラミング未経験者にとって、いきなりポートフォリオを作れと言われてもハードルが高いですよね。
プログラミングスクールであれば、ポートフォリオの作成までサポートしてもらえるので、心強いです。
プログラミングスクールのメリット2:働きながらでも受講できる
プログラミングスクールを受講するために今の仕事を辞める必要はありません。
TechAcademy [テックアカデミー]をはじめとするオンライン専用のプログラミングスクールであれば、夜間も対応している上、自宅で受講することが可能です。
やはり仕事をいったん辞めてしまうと、精神的にも追い詰められてしまうので、転職を目指すにしても内定を取るまでは今の仕事は続けましょう。
プログラミングスクールのメリット3:受講すること自体が実績になる

というだけでも、転職活動の場では評価の対象になります。
プログラミングスクールに通った応募者は、採用する側から見ると
・本気度が伝わってくる
・すでに基礎は身に付けている
と思われますので、他の未経験者よりも明らかに優位に立てます。
プログラミングの独学はダメ?
よくプログラミングは独学でも学べるかという記事を目にします。
書籍やWebサイトの情報だけで、動くものが作れるレベルであれば、独学でも問題ないです。
そのような方はプログラミングスクールを利用してもメリットが少ないかもしれません。
以下の内容ができる方は、独学でも良いです。
・開発環境が作れる
・エラーが解決できる
・調べながらでも自分の作りたいものを作れる
まとめ
プログラミング未経験の方が転職する方法について解説しました。
IT業界は人手不足なので、20代の方で今の職業だと将来が見通せないなどの状況であれば、転職を検討するのも一つの手段です。